田所 宏一
ディーズルーフィングとは、(株)ディートレーディングの屋根材になります。
意匠性のあるデザインで、「ディプロマットスター」、「エコグラーニ」、「クラシックタイル」、「ローマン」の4種類があります。
SAKURAでは「ディプロマットスター」、「エコグラーニ」が人気となっていますが、もちろん4種類とも取扱させて頂いています!
ディーズルーフィングとは、(株)ディートレーディングから販売されている屋根材です。「ディプロマットスター」、「エコグラーニ」、「クラシックタイル」、「ローマン」の4種類あります。
屋根材の表面をセラミックコーティングされた石粒で覆うことで、デザイン性が非常に高いのが特徴です。
また、8層構造からなるディーズルーフィングは、一般的な金属屋根よりもさらに高耐久性を追求した屋根材になります。
ディーズルーフィングには、「ジンカリウム鋼板」というアルミニウム55%、亜鉛43,4%、シリコン1,6%で構成された合金コーティング鋼板が採用されています。
ジンガリウム鋼板は優れた耐蝕性を持っており、亜鉛とアルミニウムの合金によって形成されたコーティングで耐蝕性を向上させ、酸化や腐食から鋼板を守ります。特に雨風や紫外線にさらされる屋根において、この耐蝕性は非常に重要です。
さらに、8層から構成されているディーズルーフィングの表面層には、御影石や玄武岩などの石粒が施されており、この石粒は陶器瓦やタイルなどと同じく『釉薬』で着色をしています。このようなセラミックコーティングを行うことで、色褪せが起こりにくく長期にわたって美観を維持することができます。
また、耐蝕性と耐候性が高い理由の1つとして、「不動態皮膜」と「犠牲防食」が働いていることが挙げられます。
不導体被膜とは、金属の表面に形成される酸化物の層で、金属の腐蝕を防ぐ役割を果たします。ディーズルーフィングの場合、アルミニウムの酸化皮膜が金属の内部を保護し、さらに腐蝕を防ぐ役割を持っています。
犠牲防食とは、鋼材よりもイオン化傾向の大きな金属をメッキ加工することで鋼材を保護する方法です。ディーズルーフィングの場合は亜鉛メッキを施しているので、メッキに傷が発生して鋼材が露出したとしても、傷の周囲の亜鉛が鋼材よりも先に溶け出して鋼材自体を守る仕組みになっています。
ディーズルーフィングは屋根材を野地面に留め、さらに上部の屋根材をかぶせて、直接雨水がかかるのを防ぎます。
上下の屋根材をしっかりと連結し、屋根全体を一体化させるので、60m/sの暴風にも耐えれる性能となります。
ディーズルーフィングは、他のガルバニウム鋼板の製品などと比べて遮音性が高いのが特徴です。
スーパーガルテクトや横暖ルーフは基本的に金属板ですが、ディーズルーフィングはジンカリウム鋼板に自然石粒のセラミックコーティングされているため、熱や雨音を拡散する作用があり、遮音性に優れています。
通常、建築構造物の1番上に位置する屋根は、その重量によって建物の耐震性を大きく左右します。
一般的によく使われている屋根材1㎡あたりの重さは次の通りです。
瓦 | セメント・モニエル瓦 | カラーベスト | 樹脂繊維セメント瓦 | アスファルトシングル |
---|---|---|---|---|
約45㎏/㎡ | 約42㎏/㎡ | 約21㎏/㎡ | 約20㎏/㎡ | 約12㎏/㎡ |
上記の重量に比べるとディーズルーフィングは1㎡あたり約7kgで非常に軽い鋼材です。
カラーベスト(平板スレート)の約1/3、瓦に対しては約1/7の軽さとなっており、丈夫な上に軽く耐震性重視の方もオススメとなっています。
ディーズルーフィングには「ディプロマットスター」、「エコグラーニ」、「クラシックタイル」、「ローマン」の4種類あります。
意匠性に優れており、イメージに合ったデザインを実現することができます。
ディーズルーフィングは、製品保証に30年が実現されています。
他社のスーパーガルテクトの場合、保証対応地域は海岸線から500m離れたエリアとされていますが、ディーズルーフィングは海岸線から20m離れた地域でもご使用いただけます。
屋根のカバー工法とは、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。
この工法の主な利点は、既存の屋根を撤去せずに新しい屋根を設置できるため、工期が短縮でき、廃材の発生や処分費なども抑えられる点です。
ジンガリウム鋼板は軽量でありながら強度が高いため、カバー工法に最適です。既存の屋根の上に重ねることで、耐久性を向上させるだけでなく、遮熱性能や防水性も向上します。
ディーズルーフィングはセラミックコーティングされた石粒で覆われており、とても魅力的な高いデザイン性を発揮します。
そして、金属屋根よりも優れた耐久性を実現し、長期にわたって美しい外観を維持することが可能です。
もちろん弊社でも取り扱いしておりますので、屋根リフォームをご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。